弁護士視点の医療訴訟

医療事故などのトラブルで訴訟を起こすというケースは昔に比べるとグッと増えてきています。
1990年代と2000年以降を比較してみると、医療訴訟が増えているのが顕著です。
医療訴訟というのは、勝率は決して高くありません。
患者側が勝訴する確率は2割程度だと言われています。
それなのに、どうして医療訴訟は減ることなく増えてしまっているのかというのは国民の考え方が昔と変わってきているからです。
インターネットが普及して、情報などを入手しやすくなったのも理由の一つです。
本当に正しい医療が行われていたのかを、インターネットなどを利用して情報を入手して確認することが出来ます。


医療訴訟は勝訴する確率が低いだけではなく、期間に関しても非常に長くなってしまいます。
第一審で2・3年という歳月が必要になり、費用に関しても数百万円は必要になります。
時間とお金が必要になりますので、訴訟する側の人間の精神的な負担もかなりのものです。
このように訴訟を起こすというのには、ある程度の覚悟が必要となってきます。
ほとんどの人は医療訴訟を起こそうと考えても、期間と費用を聞くと諦める人が多いのです。


病院側も医療事故が起こらないように、日々対策は行っています。
ですが、医師も人間です。
何かのミスがきっかけで、医療事故が起こってしまう可能性も考えられます。
患者側、医師側の両方は常にそのようなトラブルが起こる可能性を考えて行動しなければいけません。

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